20170904
朝本

体験型○○

棒茶のいれ方試験に合格しました。丸八製茶場さん認定です。

石川県立伝統産業工芸館で8月に行われていた企画展「KODOMO KOGEI こども工芸修行 弟子求む!第2弾」。夏休みのこどもを対象にした体験型の企画展で、箸置き作りや茶わんの染付、沈金や蒔絵に椅子や和太鼓の制作など、期間中80種類以上のなかなか体験できないようなプログラムが用意されていました。その中の修行の一つ「おいしいお茶をいれよう」で、棒茶のいれかたを教えていただきました。普段、お茶を入れるときは茶葉もお湯も目分量の人が多いと思います。が、ちょっとの手間で、とてもまろやかでおいしいお茶になるのだから、やらなきゃ損です。

こちらのサイトにお茶のおいしいいれ方(丸八製茶場オンラインショップ)が詳しくのっていました。

自分でお茶をいれるのはちょっと…という方はスマイルラボへどうぞ。おいしいお茶でおもてなしいたします。

一緒にいただくお菓子も作りました。獅子頭のすはま。獅子頭の木型にすはまを押し付けてお顔を作り、ミミとツノはオリジナルなカタチに仕上げます。木型からすはまを外すときは潰れないようにそっとはずします。簡単そうに見えて、力加減が緊張しました。まぁ、上手にできましたけど。

 

他にも、丑首紬の機織り、砂絵作り、ヒントが難しすぎるクイズなど盛りだくさん体験し、意外にも大人の私が充実した時間となりました。最初は、こどもの興味を育てて心豊かになってほしいな、なんて思って参加したのですが、気が付けば私も一緒に楽しんでいました。九谷作家 河端理恵子さんの「赤絵細描の小皿つくり」やめずらしい金工の「アルミスプーン作り」など、開催日時があえば参加したかったです。体験型イベントって、開催数も内容も年々充実してきていますよね。こども向けとはいえ、侮れずです。