シュトーレンの美味しい食べ方
こんにちは!
いつの間にか12月になってしまいましたね。街中にクリスマスツリーが立ち並び、歩くだけで気分があがる季節になりました。先日はドイツのクリスマス菓子、シュトーレンを頂きました!うれしい!
大丸堂のシュトーレンは甘さ控えめで、チーズやワインと合うそうです。また、時間とともに熟成されて味が変わっていくのもシュトーレンの楽しみ方らしいですよ。これから少しずつ食べて、味の変化を楽しもうと思います。
さて、毎回ご紹介している好きなキャッチコピー、今週は近畿大学のコピーです!
「固定概念をぶっ壊す」
富士山のごとく噴火口から顔を出したマグロに、下記のメッセージを添えます。
「不可能を可能にするのが、研究だ」
1970年、近大はその言葉を信念に、
不可能と言われたクロマグロの完全養殖に挑んだ。
時には笑われ、バカにされ・・・それでも、諦めなかった。
費やした年月は30年以上。
そして、やり遂げた。
そんな近大がいま、「大学の序列」に挑んでいる。
笑うやつも、バカにするやつも、いるかもしれない。
しかし我々は、不倒の精神で、やり遂げる。
古くさい固定概念を、ぶっ壊す。
不可能を可能にするのが、近大だから。
関西の私大では、一般的に「関関同立」と呼ばれる4大学がトップに存在し、近大はその下のグループに入れられます。しかしグループ分けに根拠があるわけではなく、昔の偏差値を基に作られただけ。「固定概念をぶっ壊す」という近大の広告は、このようになかなか変わらない「大学の序列」への宣戦布告になっています。普段、大学で「ぶっ壊す」などという強い言葉を使うことはないので、強烈なマグロの写真とキャッチコピーに思わず目を留めてしまいますね。そして読んでみると感動的なマグロストーリー。近大を知らない人でも応援したくなるようなメッセージに仕上がっています。
近大はその他にもキャッチ―なポスターを続々作ります。私のお気に入りは、当時大阪のJRで目にしたこちらの広告。
「お父さん。PCのアヤシイ履歴、消しといてください」
インターネット出願を促す内容です。クスッと笑ってしまう、面白いコピーですね。きっと「大学が下ネタ使っていいのか」と反対の声もあったと思います。それを押し切って発信し続けている広報はすごい。関西でしか知られていなかった地元の私大は、こうしてメディアにも取り上げられるようになり、2014年には明治大学を抜き日本一の志願者数になりました。これからの近大も楽しみです。