こんにちは。朝本です。

先日の日曜日、海外からの旅行者に道を尋ねられました。

「ここへはどうやっていくの？」と聞かれた（と思った）ので、ドキドキ地図をのぞきこむと、

「Gyokusenin-maru Garden」

若いカップルが捜していたのは「玉泉院丸庭園」。平成20年から5年の歳月をかけ発掘調査、平成25年整備工事がスタート。2年後の平成27年にようやくお披露目された比較的新しい観光スポットでした。

私がいたのは「しいのき迎賓館」前の芝生。彼らの目的地まで歩いて3分かからない場所。見えていると言ってもよいくらいの距離感。なのに迷子。日本人であれば石垣を見上げてこれが金沢城だからこちらじゃないかと見当をつけるけど、外国人観光客はそれができるのかな？できないから迷子なんですよね。美しく整備された兼六園周辺ですが、今回改めて外国人に不親切だなと思いました。

私の単語が伝わったかどうか、彼らが無事に目的地に着いたことを祈ります。（たった一言なのにやり遂げた感は半端なかったです（笑））

世の中には旅行に大活躍する便利なツールがたくさんあります。Google Mapもその一つ。ですが、外国で使うのは難易度が高くかなり慣れた方じゃないと難しいのですよね？また、使いこなしたとしても金沢のフリーWifiはどうも使い勝手が悪いように感じます。（あくまでも個人の意見です。）アナログも必要なんですよね。わかりやすい無料配布の地図と大きな標識。大通りだけじゃなくて、脇道にも矢印をもっとつければいいのにって思います。もしかしたら、しいのき迎賓館の芝生を歴史的価値のある庭園と勘違いしている観光客もいるかもしれませんよ。

スマイルラボは４/1から１０年目をスタートしました。

矢印足らずにならないよう、これからも気を引き締めて頑張ってまいります。今後ともお引き立てのほどよろしくお願いいたします。